2012年10月11日

本の紹介2012 38冊目




下町ロケット
池井戸潤


第145回(平成23年度上半期) 直木賞受賞

「その特許がなければロケットは飛ばない――。
大田区の町工場が取得した最先端特許をめぐる、中小企業vs大企業の熱い戦い!
かつて研究者としてロケット開発に携わっていた佃航平は、打ち上げ失敗の責任を取って研究者の道を辞し、いまは親の跡を継いで従業員200人の小さな会社、佃製作所を経営していた。
下請けいじめ、資金繰り難――。
ご多分に洩れず中小企業の悲哀を味わいつつも、日々奮闘している佃のもとに、ある日一通の訴状が届く。
相手は、容赦無い法廷戦略を駆使し、ライバル企業を叩き潰すことで知られるナカシマ工業だ。
否応なく法廷闘争に巻き込まれる佃製作所は、社会的信用を失い、会社存亡に危機に立たされる。
そんな中、佃製作所が取得した特許技術が、日本を代表する大企業、帝国重工に大きな衝撃を与えていた――。
会社は小さくても技術は負けない――。
モノ作りに情熱を燃やし続ける男たちの矜恃と卑劣な企業戦略の息詰まるガチンコ勝負。
さらに日本を代表する大企業との特許技術(知財)を巡る駆け引きの中で、佃が見出したものは――?
夢と現実。社員と家族。かつてロケットエンジンに夢を馳せた佃の、そして男たちの意地とプライドを賭した戦いがここにある。」



前から気になっていた作家で、果つる底なき、鉄の骨と文庫本を
買っていて、今読んでる本を読み終えたら読もうと思っていた。

ある日、
嫁さんが図書館で、下町ロケットを借りてきた。

なんでこの本を借りようと思ったのか。。
ちょっぴり嬉しくなった。

果つる底なきから読むつもりだったけど、
返却期限あるし、下町ロケットから読むことにした。


この本非常に面白い。
ロケットエンジン、宇宙、モノ作り・・・
もともと好きな話ってのもあるけど、あこがれというか夢を見ている感覚というか。
引き込まれずにはいられない魅力たっぷりの内容。

大企業vs中小企業、企業戦略、特許、知的財産専門の弁護士、銀行
さまざまな思惑が錯綜して、ハラハラする展開で
次へ次へと早く読みたいという衝動が止まらない。

こんな気持ちになって読んだ本は久々。
心が震え体が熱くなることうけあい。
おすすめ。
posted by ei∞ht at 20:55| Comment(4) | TrackBack(0) | 2012年に読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月07日

本の紹介2012 37冊目



聖女の救済
東野圭吾

資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。驚愕のトリックで世界を揺るがせた、東野ミステリー屈指の傑作。

いやはやすごいね、なんでこんなの思いつくんだろう。
物語の発想、枠組みが作れたとしても、こうは作れない。

やっぱりガリレオシリーズはやはり長編がおもしろい。



文庫本はブックカバーをつけて読むんだけど、
読み終えるまで、タイトルのことは忘れてて、
ブックカバーを外してみてみると
おお、まさにタイトル通り。タイトルで全てを語っていた。


posted by ei∞ht at 01:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 2012年に読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月03日

本の紹介2012 36冊目



ウランバーナの森
奥田英朗

その夏、世紀のポップスター・ジョンは軽井沢で過ごした。家族との素敵な避暑が、ひどい便秘でぶち壊し。あまりの苦しさに病院通いをはじめたジョンの元へ、過去からの亡霊が次々と訪れ始めた…。大ベストセラー小説『最悪』の著者が贈る、ウイットとユーモア、そして温かい思いに溢れた喪失と再生の物語。



ブログで本の紹介で書いてることとは相反してるんだけど、
本を読むに当たって、あらすじなどの前情報はまったく読まずに
読みたい派で、この本を読み始めたとき、なんじゃこの本はと思った。

半分くらいまで、本の主人公「ジョン」の便秘の話ばかりで
何の話なのか一向に分からない。

うむむ、と思ってたきにジョンが不思議体験をする。
この辺から一気に面白くなってきて最後まで無事読み終えた。
そしてこの本がなんの本だったのかを知る。

知ってから読むのか、知らずに読むのか
どっちがいいのか分からないけど、
知らずに読んだら途中で飽きるかもしれない。

不思議体験あたりからの文章の表現力が
すさまじく、まるで映像を見てるような感覚になる。

おれがすごいのか、作者がすごいのか。
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本の紹介2012 35冊目



夢見る黄金地球儀
海堂尊

988年、桜宮市に舞い込んだ「ふるさと創生一億円」は、迷走の末『黄金地球儀』となった。四半世紀の後、投げやりに水族館に転がされたその地球儀を強奪せんとする不届き者が現れわる。物理学者の夢をあきらめ家業の町工場を手伝う俺と、8年ぶりに現われた悪友・ガラスのジョー。二転三転する計画の行方は?新世紀ベストセラー作家による、爽快なジェットコースター・ノベル。



久々に海道尊の本を読んだけど、
これは海道ワールドは全部読みたいんだという人向けと思った。
まぁまぁかな。

物語の中で自然に説明があるにはいいんだけど、
説明が長く物語が進まないのはどうも好きじゃない。

この本はしょっぱなから説明がだらだらと続くし読みづらい。

やっぱ医学関連の話が面白い。
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2012年10月02日

本の紹介2012 34冊目



ララピポ
奥田英朗

みんな、しあわせなのだろうか。「考えるだけ無駄か。どの道人生は続いていくのだ。明日も、あさっても」。対人恐怖症のフリーライター、NOと言えないカラオケボックス店員、AV・風俗専門のスカウトマン、デブ専裏DVD女優のテープリライター他、格差社会をも笑い飛ばす六人の、どうにもならない日常を活写する群像長篇。下流文学の白眉。
勝ち組なんて、いない。神はなぜ、この者たちに生を与えたもうたのか? 「しあわせ」って何だっけ? 選りすぐりの負け犬たち、ここに集合!



純粋に面白い。

「延長戦に入りました」を読んだ後で、作者の気持ちをちょっぴり
理解してるというのもあって、余計にそう感じたのかもだけど。


対人恐怖症のフリーライター編では、
上に引っ越してきた住人は、ホスト風で
毎日女を部屋に連れてきてエッチするんだけど
その時の女の声を聞くために天井に耳をつけたりと・・・

そういえばおれも昔レオパレスに住んでたころ隣の住人
のそういう音を壁に耳をつけてきいたことがあって
結構楽しいと思った。

きっと作者も好きに違いない。

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本の紹介2012 33冊目



延長戦に入りました
奥田英朗

ボブスレーの二番目の選手は何をしているのかと物議を醸し、ボクシングではリングサイドで熱くなる客を注視。さらに、がに股を余儀なくされる女子スケート選手の心の葛藤を慮る、デリケートかつ不条理なスポーツ無責任観戦!読んで・笑って・観戦して、三倍楽しい猛毒エッセイ三十四篇。



この人の本は文章もうまいし、内容も面白い。
なんかフィーリングが合うのだろうなと感じてて
この本を読んで確信した。

この本は作者の性格がそのまんま表現されており(たぶん)
自分と似てると思った。だから引きこまれるんだなと。

さっと読める短編集なんでちょっと立ち読みでも
する時間があれば次のを読んでみて欲しい。

・レスリングのタイツはなぜ乳首をだすのか
・トップバッターの資質と学校の出席順
・50メートル走と彼の黄金時代
・スポーツの国際化と名前の困惑

このへんを読んで面白いと思えたら
ぼくと親友になれる気がします。(笑)

posted by ei∞ht at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年に読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月09日

本の紹介2012 32冊目



鳥人計画
東野圭吾

「鳥人」として名を馳せ、日本ジャンプ界を担うエース・楡井が毒殺された。捜査が難航する中、警察に届いた一通の手紙。それは楡井のコーチ・峰岸が犯人であることを告げる「密告状」だった。警察に逮捕された峰岸は、留置場の中で推理する。「計画は完璧だった。警察は完全に欺いたつもりだったのに。俺を密告したのは誰なんだ?」警察の捜査と峰岸の推理が進むうちに、恐るべき「計画」の存在が浮かび上がる…。精緻極まる伏線、二転三転する物語。犯人が「密告者=探偵」を推理する、東野ミステリの傑作。



スキーのジャンプは、ノルウェーが発祥の地でもともと罪人に罰を与える手段だった。
罪人にスキーを履かせものすごい急斜面から滑り落とす。
斜面の先はコブになっていて、皆そこから空中に放り出される。
そのときの恐怖を味わわせるというのが狙い。

知っていたような知らんかったような。

転ばずに無事着地したら罪を帳消しにすると王様は言った。
ある時一人の罪人が見事に着地に成功。
見ていた見物人も王様もこれには拍手喝采。

王様は大喜びして男の罪を許してやった。


王様なんでもありやな。笑


その後、その男は味をしめて罪を繰り返すのであった。

なわけないか。
posted by ei∞ht at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年に読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月08日

本の紹介2012 31冊目



犬も食わない
上沼恵美子

大阪を代表する芸能人・上沼恵美子さんと、旦那・上沼真平さんが、愚痴?ゲンカの絶えないプライベートを互い自ら大暴露!嫁姑問題・旅先での小競り合い、夫に殴られた最初で最後の事件から、夫の浮気疑惑まで、全34エピソードで構成。
こうしてけんかになり、こうして乗り越えた結婚生活34年の実録夫婦げんかヒストリー。



ケンカのタイトルがあり、妻の怒りがあり、夫の言い分、その逆もあり
という構成でできており、内容は非常に面白い。

なんだかんだあっても仲良しな二人なんだなぁと。


それはそうと、最近本の紹介以外に書いてないな。。。いかんいかん。

posted by ei∞ht at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年に読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本の紹介2012 30冊目



夜明けの街で
東野圭吾

不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。ところが僕はその台詞を自分に対して発しなければならなくなる―。建設会社に勤める渡部は、派遣社員の仲西秋葉と不倫の恋に墜ちた。2人の仲は急速に深まり、渡部は彼女が抱える複雑な事情を知ることになる。15年前、父親の愛人が殺される事件が起こり、秋葉はその容疑者とされているのだ。彼女は真犯人なのか?渡部の心は揺れ動く。まもなく事件は時効を迎えようとしていた…。



最後まで読んだ上で、こういう人となら不倫も悪くない。
そうじゃない場合、、たいていはそうなのだが、、
不倫するやつなんて馬鹿だと思う。

posted by ei∞ht at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年に読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月30日

本の紹介2012 29冊目




さまよう刃
東野圭吾

長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躪された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える―。重く哀しいテーマに挑んだ、心を揺さぶる傑作長編。



この本はきつい。。
犯罪はいつの時代もそんなに変わらないんだろうとは思うけど、
今の日本の政治を見ていると今後は今までより明らかに
未成年の犯罪が多くなるという気がしてならない。

そして、本にもあったけど少年法って、
未成年は罰するのではなくて更生させる目的で作られたもので
被害者の気持ちまでは汲んでない。(よく知らんけど
なんも反省せずに数年で少年院をでてくるんじゃ
そりゃ復讐したくもなるわ。


近い将来、日本は落ちて、暴力がすべてを支配する世界になるかもしれん。
クリップボード01.jpg

てか、北斗の拳のモヒカン達って
核爆発が起こる前って何してたんだろう。

posted by ei∞ht at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012年に読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする